新型インフルエンザが発生し、感染が全国に拡大するようなことになれば、交通機関の停止、流通・販売業務の停止、最悪の場合は警察・消防・救急等の緊急性のある業務能力の低下も考えられます。そうなれば必要なものを手に入れることも困難になるでしょう。事前の準備がとても重要です。

新型インフルエンザ対策に必要な備蓄品

 以下に、新型インフルエンザが発生する前に備蓄しておいた方がよいものをピックアップしました。参考にしてください。


↓ N95マスク↓ 防塵ゴーグル↓ 医療用ゴム手袋↓ 消毒液
<画像クリックで詳細情報へ>

N95微粒子用マスク(1860・1860S・1870・1870F)
 ※ 送料無料の3M社製N95微粒子用マスク一覧
防塵ゴーグル(目の粘膜からの感染防止のため)
ゴム手袋(ウィルス感染の可能性があるものを触るとき)
ビニール袋(ウィルス感染の可能性があるものを捨てるとき)
消毒用アルコール、漂白剤(手指消毒や環境消毒に)
ハンドソープ(固形石鹸はウイルスが石鹸表面に付着するため液体石鹸の方がよい)
(主に飲料水)
米、缶詰、レトルト食品など(長期間保存可能なもの)
ラジオ、懐中電灯、ロウソク、乾電池
携帯電話などの充電グッズ
カセットコンロ、ガスボンベ(長期間ガスが止まった場合の調理に必要)
ティッシュペーパー、トイレットペーパー
ラップ、アルミホイル(食器に敷いて使えば洗わなくて済む)


 N95微粒子用マスクは使い捨てですから予想される外出回数分は最低限必要です。外出から戻ったときは必ずマスクをビニール袋に入れて捨てましょう。新型インフルエンザが発生した場合には、医療関係者に優先して配布されるでしょうし、在庫不足になることは避けられないでしょうから、早めに準備しておく方が無難です。

 また、外出を控えることが一番の新型インフルエンザ感染予防対策ですから食料などの備蓄は必須です。「外出せずに生活するためには何が必要か?」を考えれば必要な物が分かってくると思います。


N95微粒子用マスクは本当に安全か?

 N95微粒子用マスクは、NIOSH(労働安全衛生研究所)が定めたN95規格(捕集率95%以上)の審査を合格しており、米国CDC(米国疾病管理予防センター)の「医療施設における結核菌感染対策のためのガイドライン」にも適合しています。

 また、0.075マイクロメートルの微粒子を99.9%捕集でき、防水処理もされいていますので、性能的には全く問題がありません。新型インフルエンザ発生時にはウイルスの封じ込めの際に専門家が身に付けることは間違いないでしょう。

 では何が問題なのか?それは着用の仕方です。いくら高性能マスクとはいえ、着用方法が間違っていれば全く意味のないものになってしまうのです。

 また、N95規格マスクを購入する際は、ヘッドバンド式・カップ型のものを選んでください。耳かけ式や四角いタイプでは顔への密着性に欠けるため、ウイルスが侵入する恐れがあるからです。

 そして、着用時は使用方法を守り毎回フィットテストを行います。正しく行うかどうかで感染リスクは変わってきます。

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